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36歳までニートだと、将来が不安ですよね。
今は養ってくれる親がいたとしても、いつまでも甘えていられるわけではありません。
就職しなきゃ…と思っているものの「ニートを雇ってくれる会社なんて無いのでは?」という不安から、転職活動に踏み切れない方も多いでしょう。
しかし、36歳ニートからでも就職は可能です。
本記事では、就職活動への第一歩を踏み出せない36歳ニートに向け『正社員になるために今すぐすべきこと』をお伝えします。
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1.36歳ニートのまま生きることのリスク
「就職はしたけれど人間関係で失敗して怖くなった」「学生時代に引きこもりになって今もその状態が続いている」など、ニートになった理由は人それぞれですよね。
「ニートであることを後ろめたく思っている」「親に申し訳ないと思っている」ものの、どう行動すればいいのか悩んでいる人も多くいます。
ただ、ニートのまま過ごすことにはリスクがあります。
まずはニートとして生きることにはどんなリスクがあるのか、詳しく見ていきましょう。
40歳を越えるとさらに就職が難しくなる
就職は20代、30代、40代と年を重ねるほど難易度がアップします。
【就職の難易度とその理由】
20代 | 高卒でも求人は多い・ある程度自分の希望通りの企業に応募が可能 |
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20代後半 | 第二新卒扱いになる・新卒で転職する人もいるので競争率が上がり始める |
30代 | 就職経験者やスキルのある人が求められる・職歴のないニートやフリーター向けの求人が減り始める |
40代 | 求人が激減する・待遇や給与にこだわっていると就職できない可能性大 |
50代・60代 | 早期退職や定年退職を前に転職する人が増えるので、職歴がないニートやフリーターは不利 |
厚生労働省の組織の一つである「厚生労働省職業安定局」の調査では、35歳以上の転職者は34歳以下に比べると半分以下になっています。
【転職入職者数】
(画像引用:2018年厚生労働省職業安定局「雇用を取り巻く環境と諸課題について」P36)
40代になると、応募できる求人は激減してしまいます。
つまり、36歳の今動きださなければ、就職できる可能性はさらに低くなってしまうのです。
体力勝負の仕事がつらくなる
30代半ばになり、「体力が落ちた」「疲れやすくなった」と感じることはありませんか?
30代になると、ガクっと体力が低下します。
20代の頃と比べて「動けなくなった」と痛感することも多いでしょう。
これからも歳を重ねるごとに、体力勝負の仕事がどんどんつらくなっていきます。
今はまだ仕事ができていても、いつ働けなくなるか分かりません。
「ある日いきなり収入がなくなるかもしれない」という状態で毎日を過ごすのは、とてもリスクが大きいですよね。
生活保護を受けられる可能性は低い
ニートとして生きることには限界があります。
一番の問題は、経済的に行き詰まる可能性があるということ。
今は親が支えてくれるとしても、親が定年を迎え年金生活に入れば自分たちの生活だけで手一杯になってしまいます。
「経済的に生活が困難なら、生活保護を受ければいい」と考えるかもしれませんが、生活保護は全ての人が受けられるわけではありません。
【生活保護が受けられる4つの条件】
- 資産を持っていないこと(持ち家や自家用車を売却し、残された預金があっても生活ができない場合)
- 病気や怪我ですぐに働くことが不可能な状態であること
- 支援してくれる家族や親戚などがいないこと
- 公的な支援サービスが受けられない状態であること(求職者支援などの支援対象でない場合)
(参考:厚生労働省「生活保護制度」)
生活保護は、他に支援が受けられない場合の「最終手段」です。
そのため簡単には受給できないことに加え、受給される額も家賃や生活費を含む「最低限度の生活が可能」なレベル。
生活が回らず、最悪の場合アパートにも住めずホームレスになってしまう可能性もあるのです。
2.36歳ニートからの就職が難しい理由
ニートから正社員になろうとする場合、20代は職歴がなくても周りの人と差がないため問題ではありません。
しかし30代になると、そう簡単には就職ができなくなります。
30代のニートを取り巻く就職に関する現状について見ていきましょう。
30代からは経験者が求められるようになる
30代になると「未経験可」の求人は激減してしまいます。
なぜなら、30代になるとスキルや経験が求められるからです。
新卒で入社した同年代の多くは、10年近くの社会経験を積み、スキルを高めています。
企業も「30代=会社の即戦力となってくれる中堅的な人材」と考えるため、未経験の30代を採用するケースは少ないのです。
また、「経験がない代わりに資格を取ってアピールしよう」と考える人も多いですが、資格を取得してもアピール材料にならないケースが多いです。
【ニートが資格を取得しても有利にならない理由】
- 企業は資格と共に経験があることを求めているケースが多い(実務経験がなければ資格はあってもないものと同じ)
- 資格取得に時間をかけるよりも就活をしたほうが効率的
仕事内容は企業によって違いがあり、資格についても実際に現場で働きながら経験を積んで取得するのが一般的です。
求人が少なくなり就活が厳しい現状にある30代ニートが、資格取得に費やす時間は残されていないと考えておきましょう。
ニートの期間が長いと書類選考で不利になりやすい
ニートになった理由は人それぞれあっても、履歴書を見る人事担当者側からすると「何もしていなかった時間」でしかありません。
そのため、転職者や職歴はないものの働いていた経験のあるフリーターと比べると不利になる可能性があります。
多くの応募者の中からふるいにかけられる際、空白期間のあるニートは年齢に関係なく弾かれる対象です。
正社員になりたいという熱意があっても、それを伝えられる面接に進む前に書類選考で落とされてしまうのは辛いですよね。
「やっぱりニートは誰にも相手にされない」となり、ニートから抜け出すことをあきらめてしまう人もいます。
3.36歳ニートが正社員になるために今すぐすべきこと
36歳ニートが正社員になるのは難しいですが、不可能ではありません。
その根拠として、まずは全国の有効求人倍率を見ていきましょう。
有効求人倍率は、ハローワークでの求人紹介のデータが元になっていますが、この10年毎年伸び続けています。
世の中の流れが、求職者有利の「売り手市場」となりそれがずっと続いているのです。
参考:厚生労働省「職業安定業務統計」(パートを除くデータより)
さらに、職業別の求人倍率も見ていきましょう。
職業によっては人手不足の企業も多くあるのが分かりますよね。
難易度が高いのは確かですが、人手不足の日本では36歳からでも就職が可能です。
ここでは、36歳ニートが就職するために「今すぐべきこと」を紹介します。
ハローワークの職業訓練校を受講する
ハローワークは求人紹介だけでなく職業訓練の斡旋も行っています。
職業訓練とは、仕事に就く際に必要となるビジネスマナーを身につけたり資格取得のための学習指導を行う支援のこと。
職業訓練を受講したことは職歴として記入することができますので、経験やスキルがないなら受講を考えてみましょう。
短期のアルバイトにチャレンジする
ニートから正社員を目指す前に、短期のアルバイトをしてみるのもおすすめです。
36歳ニートが不利になる理由に、「働いた経験がない」ことが挙げられます。
実際ニートからアルバイトを始めて「たった3時間でも体力的にキツかった」という人もいます。
仕事をするのが怖いと感じているなら、アルバイトから慣れることも考えましょう。
正社員に登用してもらえるアルバイトを探す
年齢的に厳しい36歳ニートの場合、アルバイトから経験を積んでいく時間がもったいないこともあります。
その場合はアルバイトから正社員への登用をしている企業を選んで、まずは経験を積むことも考えてみましょう。
ただ働く経験を積むだけのアルバイトだと、正社員になる目的を果たすより「このまま働いてもいいかな」と楽な方に流れてしまう可能性もあります。
「正社員になる」という目標があるほうが、働きがいもありますよ。
就職支援サービスを利用する
経験を積んだりする時間のない36歳ニートから、正社員を目指すなら就職支援サービスを利用するのもおすすめです。
就職支援サービスには、大きく分けて2つあります。
【36歳ニートが受けられる就職支援サービス】
公的な支援サービス (国や自治体の支援) |
・自治体によって対象となる年齢が設定されているが誰でも利用可能 ・提携している企業で試用期間内で働き正社員になることも可能 ・地元企業を紹介してもらえる |
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民間の就職エージェント | ・企業の営業が求人を取る仕組みなので企業ごとに求人に違いがある ・キャリアアドバイザーが求人案内から面接対策をサポートする ・大手や優良企業の求人が多い |
公的なサービスも民間のサービスも、個別に相談に乗ってくれるため36歳ニートから正社員を目指す場合にも安心して利用できます。
どちらにもメリットはありますので、内容を確認した上で活用することをおすすめします。
4.36歳ニートには「就職エージェント」の利用がおすすめ
猶予がない36歳ニートから正社員を目指す場合、手厚いサポートを受けられる就職エージェントを利用することがおすすめです。
就職エージェントを利用するメリットとしては、以下のことが挙げられます。
【就職エージェントを利用するメリット】
- 希望や条件にあった求人を探して紹介してくれる
- 提出書類の添削や面接対策をサポートしてもらえる
- 求人票に記載されていない内部情報を教えてもらえる
- 求人の質が高い
公的な支援サービスでも、提出書類の書き方や面接対策のサポートはあります。
ただし、企業から来た求人をそのまま紹介するため、企業についての詳しい情報は把握していません。
一方、就職エージェントは営業が企業に赴いて求人を取っています。
企業独自の雰囲気を把握しているので、しっかり「求職者に合う企業」を紹介してくれますよ。
メリットの多い就職エージェントですが、多種多様な企業があるため自分に合ったサービスを選ぶ必要があります。
そこでここでは、36歳ニートにおすすめの就職エージェントをご紹介します。
手厚いサポートを受けられる「就活エクスプレス」
(引用:就活エクスプレス)
【就活エクスプレスをおすすめする理由】
- 30代から50代が対象
- 就活から就職後までマンツーマンで支援してくれる
- 早期で正社員になることが可能
就活エクスプレスは、東京都で仕事を探している方を対象とした就職エージェントです。
5日間の短期集中プログラムを受講後、ジョブコーディネーターとマンツーマンで3ヶ月応募支援を受けられます。
書類選考なしで合同面接会に参加できるため内定が取りやすく、すぐに就職したいと考えている37歳フリーターにはおすすめの支援サービスです。
運営会社 | 東京しごとセンター |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 首都圏 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://shu-katu-express.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!就活エクスプレスの評判と知っておくべき全注意点」 |
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5.30代ニートからの就職体験談
「36歳ニートを雇ってくれる企業なんてあるんだろうか」と不安が先に立ってなかなか一歩を踏み出せないあなたのために、同じ境遇から就職に成功した人の経験談をご紹介します。
職歴を作って就職成功!
両親の定年を前にして焦りの気持ちがあり就活を始めました。
職歴がないニートだったので書類選考で落ちまくり、思い切って非正規雇用に目標を変えて就活をしました。
そこでの経験が認められた形で3年後に正社員になれました。
36歳ニートからの就職は、「職歴がない」「スキルがない」「経験がない」と他の求職者と比べると不利な条件だらけです。
その中で正社員の夢をつかみ取るためには、思い切って別のやり方でチャレンジしてみることも必要です。
36歳ニートからは一刻も早く脱出すべき!
36歳ニートから正社員になるのは簡単ではありません。
20代のときにニートのままじゃいけない、と決意したものの就活に失敗。
ニートに逆戻りして気がついたら35歳を過ぎていました。
売り手市場だから求人はあると聞いたものの、30代向けの求人は20代と比べるとあるだけマシという状態。
なんとか就職はできたものの、20代のときにあきらめずに就活を続けるべきだったと思っています。
30代ではなく20代で就活をしていたら…と後悔しても時間を戻すことはできませんよね。
「正社員になる」と決めたのなら、そこからがスタートです。
早い遅いは関係なく、一刻も早く動き出しましょう。
6.36歳ニートが就活に失敗する原因
36歳ニートが就活に失敗する理由は、年齢だけではありません。
気がつかないうちにうっかりしてしまいがちな失敗について、どう対処すればいいのかを詳しくご紹介します。
自分がしたい仕事ばかりを探している
「体力のいる仕事や汚れる仕事はしたくない」「接客のない仕事をしたい」と理由を付け、勧められた求人に応募しないといったことを繰り返していませんか?
楽にお金が手に入る仕事があれば一番ですが、給与は労働の対価として得られるもの。
自分がしたいことだけをすることは不可能です。
36歳ニートは仕事の選り好みはできませんが、自分が苦手な分野は避けて得意な分野を選ぶということはできます。
例えば「人と話すのが苦手」なら作業が中心となる仕事もありますし「細かい作業が苦手」なら単純だったり体力が必要となる仕事を探す方法もあります。
まずは、「自分にできる仕事」から探してみましょう。
仕事に対して思い込みがある
「営業なんてしんどいだけ」「工場なんて人に言われるまま働く仕事」といったイメージで考えていると好待遇の求人を逃してしまいます。
ネットや人の噂話を鵜呑みにするのではなく、実際に働いている人の経験談や職場の雰囲気を知っている人からのアドバイスに耳を傾けてみましょう。
労働環境の改善を重ね、優良企業へと成長している企業もたくさんあります。
企業情報に詳しい就職エージェントから、情報収集をすることをおすすめします。
自分を過大・過小評価しがち
「どうせ自分なんか」と後ろ向きに考えたり「自分は頭がいいからもっとふさわしい会社がある」と自分の能力を把握できていないと面接ですぐに見抜かれてしまいます。
自分のことであっても、自分では気がついていない長所や欠点は多くあります。
家族に自分がどんな人間かを評価してもらったり、就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
客観的に自分を評価してもらうことで、自分の今の能力を的確に判断することができます。
企業研究が十分にできていないまま応募してしまう
企業研究をきちんとしないまま面接に行き、ありきたりな答えしかできなかったという失敗もよくあります。
面接する側も「どこかのサイトの模範解答をそのまま使っているな」というのはすぐに分かってしまいます。
たとえ上手く伝えられなくても、しっかり研究して一生懸命自分の言葉で話すことで「本当に入社したいんだな」という熱意が伝わりますよ。
自分で調べきれないなら、就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しつつ、しっかり企業研究をしていきましょう。
7.36歳ニートを脱出するためには身の回りから変えよう!
「36歳ニートを脱出し就職するぞ!」という気持ちがあっても、ぱっと見ての印象が悪いと失敗してしまう可能性があります。
ここでは、「面接官に良い印象を与えるためにすべきこと」をお伝えします。
就活用のスーツを購入する
就活を始める前にスーツや靴、カバンを揃えましょう。
就活では見た目が大きく影響します。
「ずっとニートだったけど、成人式のときに買ったスーツがあるからそれを着よう!」というのはおすすめできません。
体型が変わっている可能性もありますし、20代のときに購入したスーツではデザインや色が浮いてしまいます。
費用を親に借りるなどしてでも、きちんとした服装をすることで好感度は格段にアップします。
生活習慣の改善をする
就活を始める前から、生活習慣の改善をしましょう。
36歳ニートで過ごして来た場合、正社員になれても働き続ける体力が落ちていたり朝起きられないといったことがよくあります。
せっかく就職できたのに、仕事が続かないといったことにならないよう、規則正しい生活を習慣にすることが大切です。
体力作りをする
きちんと働くための体力作りを始めましょう。
36歳ニートで過ごしていると、動き回る必要がほとんどないため思った以上に体力が落ちてしまっています。
さらに20代の頃と違い、疲れやすくなるなど無理ができなくなるのが30代です。
無理をせず働き続けるためにも体力は必須です。
積極的に体を動かす、歩いて行けるところは車や自転車を使わないなど毎日の生活でできることから始めてみましょう。
まとめ
36歳ニートが正社員になるためには、「職歴なし」「年齢」「経験なし」「資格なし」といったさまざまな壁を乗り越える必要があります。
正社員の道は厳しいですが、不可能ではありません。
【36歳ニートが正社員になるためにすべきこと】
- ハローワークの職業訓練校を受講する
- 短期のアルバイトにチャレンジする
- 正社員に登用してもらえるアルバイトを探す
- 就職支援サービスを利用する
40代になるとただでさえ厳しい就職状況は、さらに悪くなってしまいます。
正社員になる、そう決めたらすぐに就職につながる就職エージェントを活用しましょう。
東京で正社員の就職を考えているなら、「就活エクスプレス」で短期集中プログラムを受けるのもおすすめです。
就活にどう取り組めばいいのか分からなくても、キャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。
ぜひ就職エージェントを活用し、正社員の夢を叶えてくださいね。